「第9回西洋音楽史講座:ロマン派再考」(講師:大村新、津田宗明)は無事終了しました。

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「第9回西洋音楽史講座:ロマン派再考」は無事終了しました。前半は私が「ロマン派の起源」についてJ.S.バッハ、C.P.E.バッハ、ベートーヴェンの演奏を交えてイザイア・バーリンやフリードリヒ・ブルーメの言説を用いて「ロマン派」と「古典派」の概念が19世紀前半に対立し合うものとして形成されていったことやJ.S.バッハの敬虔主義をロマン派の起源とできることの可能性について、後半は大村新さんが「ロマン主義の後」についてショパンのマズルカ作品59-1の解説と演奏をジル・ドゥルーズ、ハイネ、サミュエル・べケットを参照しながらしてくださいました。

大村さんの分析は単に歴史記述に留まらない、現代を照射するものとして私も大変に刺激を受けました。終了後は地元の老舗の居酒屋さんで参加者のメンバーと打ち上げへ。有意義な会となりました。次回は『第10回:ドビュッシー~光と闇の詩人(講師:村上曜)』です。ロマン派の終焉、20世紀の前衛などに連なる重要な作曲家ドビュッシーについて知見を共有できるような会になればと思います。
(津田)

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