次回の西洋音楽史講座はJR中央線吉祥寺駅徒歩約12分(京王井の頭線井の頭公園駅徒歩約7分)にある隠れ家的サロン「Salon du Village」にて開催されます。時間は14時半(14時15分開場)〜16時半頃を予定しており、講座の後の質疑応答を経て交流する時間を設けております。特にバロック時代の音楽について考える時に重要となる音楽修辞学について、講師の村上曜さんの含蓄に富んだお話が聴けるかと思います。音楽について言葉で考え、語り合う親密な空間となることを願っています。
今回講師を務めて下さる村上曜さんとの出会いはSNS(X)が最初でしたが、決定的だったのはヨハン・マッテゾンの論考を英語で読んだことでした。難解な用語で読者を煙に巻くのではなく、的確な言葉の選択によって丸っ切り曖昧さを残すことのない文章は生半可な知識で書けるはずのものではなく、しかもそれが母国語でないであろう英語で書かれていることに衝撃を受けたのを覚えています。
しかし構える必要は全くありません。曜さんはお人柄的に「尖った」タイプでは決してなく、極めて穏和なキャラクターの持ち主なのですから。西洋音楽史や美学について考えを深める貴重な機会となるかと思います。お申込みお待ちしております!(津田)
西洋音楽史講座#5:音楽修辞学講座〜ミニコンサート付
日時:2025年9月13日(土)14時30分~16時30分(14時15分開場)
場所:Salon du Village (https://salon-du-village.com)
講師:村上曜(チェリスト、美学研究)
ピアノ伴奏:津田宗明(作曲家)
参加費:2,000円(お茶菓子付)
ミニ・コンサート:ベートーヴェン作曲「チェロ・ソナタ第3番 イ長調」より第一楽章、メンデルスゾーン作曲「無言歌集」より


